大屋根の家

柏原の住宅

見晴らしの良い丘陵地に夫婦が暮らす住宅。緩くスペース取りされたメインの部屋に、それぞれの寝室と水廻りで構成している。大屋根を敷地形状に合わせてカットして生まれた大きな軒下は、用途を持っているかのように感じる。床には杉の厚板、壁には漆喰、建具にはシナ合板、そして部分的に梁を現して、優しい室内を目指した。斜面に張り出したテラスの上空には、PL花火が良く見えるらしい。

物件概要

所在地
大阪府柏原市
竣工
2014年
構造
木造
規模
地上2階建て